2016-09-15から1日間の記事一覧

エリク・H・エリクソンの著作リスト--現代の思想家(024)

ドイツ生まれで、ユダヤ人だったためにナチスからのがれてアメリカに亡命し、帰化したエリク・H・エリクソン。フロイトの精神分析に依拠したライフサイクル論が有名。二分冊ででている『幼児期と社会』はお勧め。 著作 Childhood and Society, W. W. Norton,…

ミルチャ・エリアーデ--現代の思想家(023)

宗教学の分野で外せない一人であるルーマニア出身のミルチャ・エリアーデ。小説家でもある。 主な学問的業績 Solilocvii, 1932 Oceanografie, 1934 Fragmentarium, Editura Vremea, 1939 Cosmologie și alchimie babiloniană , 1937 Insula lui Euthanasius,…

ノルベルト・エリアス--現代の思想家(022)

文明化の過程研究で名を馳せたドイツ生まれの社会学者のエリアス。『文明化の過程(上)ヨーロッパ上流階層の風俗の変遷』と『文明化の過程(下)社会の変遷/文明化の理論のための見取図』だけでなく、『宮廷社会』も必読書だろう。なお心理学の分野でも貢…

エドワード・エヴァン・エヴァンズ=プリチャード--現代の思想家(021)

イギリスの文化人類学者。ヌアー族の重厚な研究によって、社会人類学の代表者となった。 ヌアー族の三部作は必読。 エドワード・エヴァン・エヴァンズ=プリチャード エドワード・エヴァン・エヴァンズ=プリチャード(Sir Edward Evan Evans-Pritchard, 190…

ジュリア・クリステヴァ/編「記号の横断」(9/15)

書名 記号の横断 著者名 ジュリア・クリステヴァ/編著 中沢新一/〔ほか〕訳 出版社 東京 せりか書房 出版年月 1987.11 価格 3500円 ページ数 412p 大きさ 20cm 原書名 La travers〓e des signes 件名 言語 NDC9…

ジュリア・クリステヴァ「斬首の光景」(9/14)

書名 斬首の光景 著者名 ジュリア・クリステヴァ/〔著〕 星埜守之/訳 塚本昌則/訳 出版社 東京 みすず書房 出版年月 2005.1 価格 4200円 ページ数 7,275,10p 大きさ 22cm 原書名 Visions capitalesの抄訳 ISB…

「農民生活における新しい経済的動向」--レーニンを読む(001)

●論文作成までの背景 レーニンは1870年4月12日(20日)に生まれた。 1887年には兄のアレクサンドルがツアーの暗殺未遂の容疑で対話され、死刑を執行される。レーニンはその弟としてつねに政府から睨まれていた。この年、カザンの革命的学生サークルに参加し…