2016-10-12から1日間の記事一覧

ウィリアム・マッキンリー、第25代のアメリカ合衆国大統領に就任(1900)--20世紀の思想と芸術

マッキンリー、1896年の選挙での勝利を再選で強固なものとした。1912年まで共和党時代となる。ただし1901年に暗殺されるため、この時代の軸とはなるのは、ルーズヴェルト大統領である。なお1900年にアメリカは金本位制を正式に採用している。 ========= ウィ…

フェルディナン・ゼッカの映画作品「ある犯罪の物語」(1901)--20世紀の思想と芸術

死刑囚の夢想場面がトリックで描かれる。最後は処刑場面であり、1910年に内務大臣が放映を禁止するまで、大評判だったという。ギロチンによる処刑である。 20世紀の魔術師〜ジョルジュ・メリエスの魔法映画〜 メリエスに代わってフランス映画界をリードし…

エドウィン・ポーター、映画作品「大列車強盗」を撮影(1903)--20世紀の思想と芸術

ポーターのサイレント映画作品「大列車強盗」は、西部劇の始まりを告げる作品だが、ほとんど初めてまとまった筋での「おっかけもの」の作品である。強盗団の団長が観客に向けて銃をうつシーンが大評判になった。それ以後、たとえば美女が振り向いて、筋に関…

ジョージ・アルバート・スミス、サイレント映画作品「メリー・ジェーンの災難」を公開(1903)--20世紀の思想と芸術

スミスの『メリー・ジェーンの災難』では、物語の筋に応じた視点の移動がユニークで、大きな成功を収めた。幽霊のメリーの二重露光も巧みである。 メリー・ジェーンの災難 - Wikipedia 『メリー・ジェーンの災難』(めりーじぇーんのさいなん、原題:Mary Ja…

ジュルジュ・メリエスの「月世界旅行」(1902)--20世紀の思想と芸術

ジュルジュ・メリエスの「月世界旅行」は、リュミエール兄弟の屋外での現実のシーンの撮影に代わる新たな映画手法となった。この映画はアメリカで大成功をおさめた。 『月世界旅行』(げつせかいりょこう、原題・仏語: Le Voyage dans la Lune, 英語: A Trip…