ロベール・アンテルム『人類-ブーヘンヴァルトからダッハウ強制収容所へ』(11/4)

書名 人類-ブーヘンヴァルトからダッハウ強制収容所へ-著者名 ロベール・アンテルム/著 宇京頼三/訳出版社 東京 未来社出版年月 1993.2価格 3800円ページ数 401p大きさ 20cm原書名 L’espece humaineISBN 4-624-61025…

モーリス・ブランショ『踏みはずし』(11/3)

書名 踏みはずし著者名 モーリス・ブランショ/〔著〕 粟津則雄/訳出版社 東京 筑摩書房出版年月 1987.8価格 3900円ページ数 429p大きさ 22cm原書名 Faux pasISBN 4-480-83584-9NDC9 954.7NDC8 954内容 キルケゴール…

マルグリット・デュラス『モデラート・カンタービレ 』(11/2)

書名 モデラート・カンタービレ著者名 マルグリット・デュラス/著 田中倫郎/訳出版社 東京 河出書房新社出版年月 1985.5価格 360円ページ数 153p大きさ 15cmシリーズ名 河出文庫ISBN 4-309-46013-5NDC9 953.7NDC8 953資料形…

モーリス・ブランショ『文学空間』(11/1)

文学空間モーリス・ブランショ著 ; 粟津則雄 ,出口裕弘訳出版者 東京 : 現代思潮社出版年 1976.3大きさ 421p ; 22cm別書名 原タイトル:L'espace litteraire./の翻訳一般注記 新装版 初版:1962年10月著者標目 Blanchot, Maurice 粟津, 則雄 <アワズ, ノリ…

「ロシア社会民主主義者の任務」--レーニンを読む(009)

■「ロシア社会民主主義者の任務」(013)--大月版全集第二巻(p.322-345) この綱領文書でレーニンは党の任務を改めて二つの戦線で要約する。党の任務は「プロレタリアートの階級闘争を指導すること」(323)にある。そのためには、党の社会民主党という党名が示す…

モーリス・ブランショ『死の宣告』(10/31)

書名 死の宣告著者名 モーリス・ブランショ/〔著〕 三輪秀彦/〔訳〕出版社 東京 河出書房新社出版年月 1978.6価格 1200円ページ数 242p大きさ 20cmシリーズ名 河出海外小説選 21NDC9 953.7NDC8 953「牧歌」「窮極の言葉」併録…

モーリス・ブランショ『白日の狂気』(10/30)

書名 白日の狂気著者名 モーリス・ブランショ/著 田中淳一/訳 若森栄樹/訳出版社 東京 朝日出版社出版年月 1985.7価格 1500円ページ数 115p大きさ 20cmシリーズ名 ポストモダン叢書 10ISBN 4-255-85054-2NDC9 954.7NDC8 …

ロシアで社会革命党の結成(1901)--20世紀の思想と芸術

社会革命党(しゃかいかくめいとう、ロシア語:Партия социалистов-революционеров パールチヤ・サツィアリースタフ・リヴァリュツィアニェーラフ)は、ロシア帝国で立ち上げられた政党である。略称でエスエルまたはエスエル党と呼ばれる[1]。 歴史 結成 ロ…

レーニン、社会民主労働党の機関紙として「イスクラ」を発刊(1900)--20世紀の思想と芸術

初期の「イスクラ」はレーニンが主筆として、プレハーノフとの協力のもとで刊行される。ロシア国内では刊行できないために、外国で出した。レーニンは1903年まで多くの論文をこの新聞で発表する。やがてプレハーノフがメンシェヴィキのスタッフを編集部にい…

福沢諭吉の「痩我慢の説」(1901)--20世紀の思想と芸術

福沢諭吉の「痩我慢の説」、正月の新聞に掲載される。諭吉はこの年二月三日に亡くなっている。さまざまな議論を生んだ論考である。 「瘠我慢の説」(やせがまんのせつ)は、福澤諭吉の著書のひとつ。1891年(明治24年)11月27日に脱稿され、1901年(明治34年…

モーリス・ブランショ『明かしえぬ共同体』(10/29)

書名 明かしえぬ共同体著者名 モーリス・ブランショ/著 西谷修/訳出版社 東京 筑摩書房出版年月 1997.6価格 940円ページ数 252p大きさ 15cmシリーズ名 ちくま学芸文庫原書名 La communaute inavouableISBN 4-48…

レオ・ベルサーニ『ボードレールとフロイト』(10/28)

書名 ボードレールとフロイト著者名 レオ・ベルサーニ/著者 山縣直子/訳者出版社 法政大学出版局出版年月 1984価格 2200円ページ数 220,4P大きさ 20NDC9 950 【寸評】★★★☆☆ ボードレールの詩作品に現れた彼の性欲のイメージのフロイト…

ディオニュス・マスコロ

デュラスとの仲で知られているマスコロ。愛や共同体についての著作はどれも邦訳されていないようだ。 Dionys Mascolo (1916 - 20 août 1997) est un essayiste français. Biographie Lecteur chez Gallimard durant l'occupation, il y rencontre Marguerite…

上田和彦『レヴィナスとブランショ : 他者を揺るがす中性的なもの』(10/27)

出版者 東京 : 水声社 出版年 2005.8 大きさ 317p ; 22cm 別書名 異なりアクセスタイトル:レヴィナスとブランショ : 他者を揺るがす中性的なもの 一般注記 博士論文『「他者」を揺るがす中性的なもの《il y a》 : レヴィナスに向けられたブランショの問い』(…

レヴィナスの著作とレヴィナス論集

レヴィナスの著作■存在の彼方へ / E・レヴィナス著 ; 合田正人訳東京 : 講談社 , 1999.7. - (講談社学術文庫 ; 1383)■観念に到来する神について / エマニュエル・レヴィナス著 ; 内田樹訳東京 : 国文社 , 1997.12. - (ポリロゴス叢書 )■歴史の不測 : 付論:…

ブランショの著作とブランショ論

ブランショの著作●来るべき書物 / モーリス・ブランショ [著] ; 粟津則雄訳東京 : 筑摩書房 , 1989.5●ミシェル・フーコー : 想いに映るまま / モーリス・ブランショ[著] ; 豊崎光一訳東京 : 哲学書房 , 1986.12●白日の狂気 / モーリス・ブランショ著 ; 田中…

クリストフ・ビダン『モーリス・ブランショ-不可視のパートナー-』(10/26)

書名 モーリス・ブランショ-不可視のパートナー- 著者名 クリストフ・ビダン/著 上田和彦/訳 岩野卓司/訳 郷原佳以/訳 西山達也/訳 安原伸一朗/訳 出版社 東京 水声社 出版年月 2014.12 価格 8000円 ページ数 623p 大きさ 22cm …

スクリャービン、シンフォニー第二番を作曲(1901)--20世紀の思想と芸術

www.youtube.com 《交響曲 第2番 ハ短調》作品29は、アレクサンドル・スクリャービンが1901年に完成させた交響曲である。2作めの交響曲ではあるが、純粋な器楽曲として作曲されたものとしては最初の交響曲であり、また初期から中期への過渡期の作品としても…

木村敏『異常の構造』(10/24)

書名 異常の構造 著者名 木村敏/著者 出版社 東京 講談社 出版年月 1991 価格 580円 ページ数 182 大きさ 18 シリーズ名 講談社現代新書 331 ISBN 4-06-115731-0 NDC9 493.7 【寸評】★★★☆☆ 1=1が成立しないという世界図式で精神分裂…

エマニュエル・レヴィナス『モーリス・ブランショ』(10/23)

書名 モーリス・ブランショ 著者名 エマニュエル・レヴィナス/著 内田樹/訳 出版社 東京 国文社 出版年月 1992.10 価格 1600円 ページ数 139p 大きさ 20cm 原書名 Sur Maurice Blanchot ISBN 4-7720-0382-7 件名…

木村敏『人と人との間-精神病理学的日本論』(10/22)

書名 人と人との間-精神病理学的日本論- 著者名 木村敏/著 出版社 東京 弘文堂 出版年月 1980 価格 880円 ページ数 238p 大きさ 19cm シリーズ名 弘文堂選書 ISBN 4-335-65008-6 件名 日本人 精神医学 NDC9 302.1 NDC8 302.1 …

マーラー、交響曲第5番を作曲(1902)--20世紀の思想と芸術

www.youtube.com 1901年(41歳) 4月、ウィーンの聴衆や評論家との折り合いが悪化し、ウィーン・フィルの指揮者を辞任(ウィーン宮廷歌劇場の職は継続)。12月、「私の音楽を君自身の音楽と考えることは不可能でしょうか。二人の作曲家の結婚をどう考えます…

足尾鉱毒事件で、川俣事件発生(1900)--20世紀の思想と芸術

川俣事件は、1900年2月13日、群馬県邑楽郡佐貫村川俣(現明和町)で、足尾鉱毒事件に関して、政府に請願するために出かける途中の農民と警官が衝突した事件。当時は兇徒聚集事件と呼ばれた。 「川俣事件衝突の地」碑 農民67名が逮捕され、うち51名が兇徒聚集…

ラフマニノフ、2台のピアノのための組曲第2番を作曲(1901)--20世紀の思想と芸術

www.youtube.com 2台のピアノのための組曲第2番作品17は、セルゲイ・ラフマニノフのピアノ・デュオ曲。1900年12月から1901年4月にかけて作曲された。交響曲第1番の失敗による神経衰弱のため、前作『楽興の時』作品16との間には5年ほどの空きがある。神経衰弱…

ラフマニノフ、ピアノ協奏曲 第2番を作曲(1901)--20世紀の思想と芸術

www.youtube.com ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18は、ロシアの作曲家セルゲイ・ラフマニノフが作曲した2番目のピアノ協奏曲である。演奏時間は約35分。 概要 ラフマニノフ、1900年代初頭 作曲時期は、1900年秋から1901年4月[1]。第2楽章と第3楽章が1900年1…

アントニオ・R.ダマシオ『無意識の脳自己意識の脳-身体と情動と感情の神秘-』(10/21)

書名 無意識の脳自己意識の脳-身体と情動と感情の神秘- 著者名 アントニオ・R.ダマシオ/著 田中三彦/訳 出版社 東京 講談社 出版年月 2003.6 価格 2800円 ページ数 412p 大きさ 20cm 原書名 The feeling of what h…

ラスキンが死去(1900)--20世紀の思想と芸術

イギリスの評論家のラスキンが年初に死去。当時は日本でも好まれた評論家だった。小川未明「ラスキンの言葉」を青空文庫から。年の離れた教え子ローズに恋して、結婚を申し込んだが断られた。 ジョン・ラスキン(John Ruskin, 1819年2月8日 - 1900年1月20日…

泉鏡花、『高野聖』を発表(1900)--20世紀の思想と芸術

鏡花の「高野聖」。山の中でヒルに襲われる場面は、思わず本を閉じたくなるほど、リアルで怖い。これも青空文庫で読める。 泉鏡花 高野聖 『高野聖』(こうやひじり)は、泉鏡花の短編小説。当時28歳だった鏡花が作家としての地歩を築いた作品で、幻想小説の…

夏目漱石、「倫敦消息」をホトトギスに掲載(1901)--20世紀の思想と芸術

漱石は1900年に船旅でロンドン留学に赴く。滞在日記はそれほど面白くないが、「子規の病気を慰めんが為に」送った書簡による報告は漱石味を出している。短いので、青空文庫から引用。「日本の紳士が徳育、体育、美育の点において非常に欠乏しているという事…

与謝野鉄幹、「明星」を創刊(1900)--20世紀の思想と芸術

明星 (文芸誌) 与謝野鉄幹 明星(みょうじょう)は、1900年(明治33年)4月から1908年(明治41年)11月まで刊行された、詩歌を中心とする月刊文芸誌である。 同人結社東京新詩社の機関誌として、与謝野鉄幹が主宰となり創刊。1908年(明治41年)11月の第100…