ポール・ワツラウィックの著書

■変化の原理―問題の形成と解決 (りぶらりあ選書)

1992/6
人をいかに変化させるか。どのようにして人間の問題は生起し、持続したり、また解決にいたるのか。変化の現象一般に焦点を当て従来見過ごされてきたその種 類や性質をも把握しつつ、具体的・実践的な事例を引用し問題の解決へと導き、学校、企業、地域、民族、国家といった社会のシステム一般をつらぬく変化の理 論の構築を試みる。“家族療法”という心理療法上の新パラダイムを拓いたワツラウィックらの思考の原点を明確に示す。
 
■変化の言語―治療コミュニケーションの原理 (叢書・ウニベルシタス)
1989/8
ポール ワツラウィック、 築島 謙三
夢や感情などの源泉である《右半球脳》の言語機能こそ治療上の変化を開く自然の鍵として捉え直し考察、精神療法の言語の本質と実際を入門的に説き明かす。
 
■よいは悪い―暗黒の女王ヘカテの解決法 (りぶらりあ選書)
1993/3
ポール ワツラウィック、 Paul Watzlawick
 □完全性へのとらわれからの脱却、発想の転換による危機的状況からの脱出、確実性追求の空虚さなどをパラドキシカルに説いた軽妙な心理療法エッセイ。  
 
■人間コミュニケーションの語用論―相互作用パターン、病理とパラドックスの研究
1998/2
ポール ワツラヴィック、 ドン・D. ジャクソン
□ 行動障害に特に注意しつつ、人間コミュニケーションの語用的(プラグマティック)な効果(行動的な効果)を考える。家族療法の原点であるダブルバインド理論の集大成。
 
希望の心理学―そのパラドキシカルアプローチ (りぶらりあ選書)