『メラニ-・クライン著作集』第一巻(9/24)

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タイトル   ラニ-・クライン著作集 / メラニ- クライン チョサクシュウ ; 1(192
1~1931)
 著者名    ラニ- クライン 著 / クライン,メラニ-  ≪この著者表記で検索≫
    西園昌久 編訳 / ニシゾノ,マサヒサ  ≪この著者表記で検索≫
    牛島定信 編訳 / ウシジマ,サダノブ  ≪この著者表記で検索≫
    クライン,メラニ- / クライン,メラニ-  ≪この著者表記で検索≫
 各巻書名   子どもの心的発達
 出版     東京 誠信書房 198304
 ページ等   340p 22cm ¥3800
 請求記号   県立  146P 122 1       ( 12310876 ) 
 ISBN   JPN83033657
 分類     146.1 ( NDC8 ) 
 件名     精神分析 / セイシンブンセキ 
    児童心理学 / ジドウシンリガク 
 形態     一般 一般   
 注記     ENG 監修:小此木啓吾ほか Love,guilt and reparation
 and other works,1921~1945.・の翻訳 *内容:子どもの
心的発達 前田重治訳. 思春期における制止と心理的問題・子どものリビド-発達にお
ける学校の役割 村山正治訳. 早期分析 堤啓訳. チックの心因論に関する寄与 植
村彰訳. 早期分析の心理学的原則 長尾博訳. 児童分析に関するシンポジウム 遠矢
尋樹訳. 正常な子どもにおける犯罪傾向 野島一彦訳. エディプス葛藤の早期段階 
柴山謙二訳. 子どもの遊びにおける人格化 安部恒久訳. 芸術作品および創造的衝動
に表われた幼児期不安状況 坂口信貴訳. 自我の発達における象徴形成の重要性 村田
豊久,藤岡宏訳. 精神病の精神療法 増井武士訳. 知性の制止についての理論的寄与
 坂口信貴訳. 解題 牛島定信訳. 参考文献:p319~323
   
   
   
   
   
   
   
   

 

 

 

 

【寸評】★★★★★

クラインの最初期の論文集。少しわかりにくいが、英訳の論文集Love,guilt and reparation and other works,1921~1945の前半部の邦訳である。後半部は第三巻として刊行されている。まだ理論的に成熟していないが、クラインのユニークさはこれらの論文からも明らかである。とくに「エディプス葛藤の早期段階」と「自我の発達における象徴形成の重要性」は必読。