新宮一成『無意識の組曲-精神分析的夢幻論-』(10/1)
書名 | 無意識の組曲-精神分析的夢幻論- |
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著者名 | 新宮一成/著 |
出版社 | 東京 岩波書店 |
出版年月 | 1997.11 |
価格 | 2200円 |
ページ数 | 297p |
大きさ | 20cm |
ISBN | 4-00-002222-9 |
件名 | 精神分析 無意識 芸術心理学 |
NDC9 | 146.1 |
NDC8 | 146.1 |
抄録 | 夢や幻を精神分析すると、そこに無意識の世界が浮上してくる。この無意識こそ文化を解読する重要な鍵となる。ゴダール、シューマン、デルヴォー、宮沢賢治などの世界作品を逍遥し、無意識が奏でる組曲に耳を傾ける。 |
著者紹介 | 〈新宮一成〉1950年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科助教授。精神医学専攻。日本を代表する精神分析家。著書に「夢と構造」「ラカンの精神分析」がある。 |
【寸評】★★★☆☆
精神分析の理論を手掛かりに、音楽や絵画作品を分析する。精神分析の理論の効用を感じさせる書物。ただしシューマンの分析は成功しているとは言えないかも。