フレーゲ、ラッセルの逆説に震撼(1902)--20世紀の思想と芸術

 

ラッセル、フレーゲにラッセルの逆説を説明し、疑問を提示した。その書簡は次のものである。

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このラッセルの書簡を読んで、フレーゲは論理学体系の構築の試みの挫折を認める。次の書簡のとおりである。フレーゲは「述語」ではなく、「概念」と呼ぶべきだと主張したが、これは

体系の枠組みの違いだろう。

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