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篠原一『市民の政治学-討議デモクラシーとは何か』(12/12)

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書名 市民の政治学-討議デモクラシーとは何か-
著者名 篠原一/著
出版社 東京 岩波書店
出版年月 2004.1
価格 700円
ページ数 210p
大きさ 18cm
シリーズ名 岩波新書 新赤版 872
ISBN 4-00-430872-0
件名 民主主義 市民社会
NDC9 311.7
NDC8 311.7
注記 文献:p205~210

 

商品の説明
内容紹介
はじめに  
     
  1章 近代社会はどう変わりつつあるか  
    1 近代の流れ
2 何が近代を準備したか
3 近代の構造
4 変容する近代
5 自省的近代化  
     
  2章 「第二の近代」とその争点  
    1 政治変容の諸相
2 経済変容の諸相
3 地球化のインパク
4 「第三の道」とは何か  
     
  3章 新しい市民社会論  
    1 市民社会論の系譜
2 ハーバーマスの市民社会論
3 市民社会の展開  
     
  4章 揺れる市民社会  
    1 ポピュリズムの歴史的諸相
2 ポピュリズムの共通性
3 ナショナリズム考  
     
  5章 討議デモクラシー  
    1 行動的市民とデモクラシー
2 討議制意見調査
3 コンセンサス会議
4 計画細胞と市民陪審
5 多段式対話手続き
6 いくつかの問題  
     
  終章 市民の条件  
     
  
内容(「BOOK」データベースより)
「第二の近代」に入りつつある二一世紀において、私たち市民はどんな課題に取り組まねばならないのか。欧米で議論されている最新の市民社会論やデモクラシー論を紹介しつつ、現在の政治社会の変容を歴史的文脈の中で分析する。そのうえで、デモクラシーを深化させる新しい社会の像、政治の形を展望していく、市民のための政治学講議。

【寸評】★★★

サブタイトルの「討議デモクラシー」の実例紹介よりも、「第二の近代」と呼ぶ現代についての政治哲学と市民社会論の潮流の整理という側面が強い。終章で短く示されるダールの「それなりに良い市民」という概念はグッドイナフ・マザーから作られたものだろうが、面白い着想だ。