2016-10-17から1日間の記事一覧

ドイツ艦隊法の発布(1900)--20世紀の思想と芸術

ドイツ、イギリスに匹敵する艦隊を建造することを定めた第二次艦隊法を発布。ドイツの帝国主義化が着実に進展。 艦隊法 - Wikipedia 艦隊法(かんたいほう、Flottengesetze)は、ドイツ帝国で1898年、1900年、1908年、1912年に成立した4つの法律の総称である…

米軍の捕虜とされたアギナルド、アメリカに忠誠を誓う(1901)--20世紀の思想と芸術

フィリピン独立までの紆余曲折。日本では山田美妙が「あぎなるど―フィリッピン独立戦話 」(中公文庫)を執筆している。 あぎなるど―フィリッピン独立戦話 (中公文庫) 1990/8 山田 美妙 内容(「BOOK」データベースより) 300余年にわたるスペインの圧政下にあ…

ゲオルク・イェリネク『一般国家学』を刊行(1900)--20世紀の思想と芸術

ゲオルク・イェリネク『一般国家学』を刊行 ここで読める。 archive.org 一般国家学 (社会科学古典選書) 1976/7 G・イェリネク、 信喜, 芦部 1851年6月16日、ライプツィヒで生まれた。彼の父アドルフ・イェリネック(Adolph Jellinek、1821-93)は著名な律法…

フレーゲ、ラッセルの逆説に震撼(1902)--20世紀の思想と芸術

ラッセル、フレーゲにラッセルの逆説を説明し、疑問を提示した。その書簡は次のものである。 このラッセルの書簡を読んで、フレーゲは論理学体系の構築の試みの挫折を認める。次の書簡のとおりである。フレーゲは「述語」ではなく、「概念」と呼ぶべきだと主…

ラッセル、ラッセルの逆説を発見(1901)--20世紀の思想と芸術

ラッセルは『数学原理』を執筆しながら、有名なラッセルの逆説に直面する。その事情は次のところに雄弁に語られている。 具体的には集合論の不可解な結論から生まれる。次の「茶さじ」のところである。

江口朴郎『帝国主義の時代』(10/17)

書名 帝国主義の時代 著者名 江口朴郎/著 出版社 東京 岩波書店 出版年月 1978 価格 1000円 ページ数 184 件名 世界史/近世 NDC9 209 注記 付:参考文献 【寸評】★★★☆☆ ソ連時代の本で、いかにも古い。それでも1948年革命の時代から第一次…