2014-12-23 ガタリ「リトルネロ」 ガタリ「リトルネロ」を読んだ。 フェリックス・ガタリ (著), 宇野 邦一 (翻訳), 松本 潤一郎 (翻訳) 単行本: 184ページ 出版社: みすず書房 (2014/11/26) 言語: 日本語 ISBN-10: 4622078252 ISBN-13: 978-4622078258 発売日: 2014/11/26 内容紹介 ジル・ドゥルーズいわく、「なんと感動的で不思議なテクストでしょう、幼少期、芸術、思考が混じりあっている。まるでフェリックスが戻ってきたような、あるいはむしろ、いつもここにいたかのようです」。 1992年、死の直前に書きあげられたカオスミックな詩的自伝。157の断章からなる「さえずり機械」にして、みずから提唱した「リトルネロ分析」の試み。 デュイゾンのガタリ邸で1984年に実施されたインタビュー「分裂分析のほうへ」を付す。 ============ インタビュー「分裂分析のほうへ」が面白い。 とくにアルトーについての説明は秀逸。