木村敏著作リストと木村敏著作集目次
著書
- 自覚の精神病理 自分ということ 紀伊国屋新書 1970年 (ISBN 978-4314002059)
- 人と人との間 精神病理学的日本論 弘文堂 1972年 (ISBN 978-4335650086)
- 異常の構造 講談社現代新書 1973年 (ISBN 978-4061157316)
- 分裂病の現象学 弘文堂 1975年 (ISBN 978-4335650109)
- 新編 分裂病の現象学 筑摩書房 2012年12月 (ISBN 978-4480094971)
- 自己・あいだ・時間-現象学的精神病理学 弘文堂 1981年10月 (ISBN 978-4335650383)
- 時間と自己 中公新書 1982年11月 (ISBN 978-4121006745)
- 自分ということ 第三文明社 レグルス文庫 1983年 (ISBN 978-4476011470)
- 直接性の病理 弘文堂 1986年2月 (ISBN 978-4335650581)
- 人と人とのあいだの病理 河合ブックレット 1987年12月 (ISBN 978-4879999108)
- あいだ 弘文堂 1988年 (ISBN 978-4335100161)
- 分裂病と他者 弘文堂 1990年11月 (ISBN 978-4335650741)
- 形なきものの形 音楽・ことば・精神医学 弘文堂 1991年6月 (ISBN 978-4335650772)
- 生命のかたち/かたちの生命 青土社 1992年7月 (ISBN 978-4791762163)
- 偶然性の精神病理 岩波書店 1994年1月 (ISBN 978-4000004428)
- 心の病理を考える 岩波新書 1994年11月 (ISBN 978-4004303596)
- からだ・こころ・生命 河合ブックレット 1997年9月 (ISBN 978-4879999283)
- 分裂病の詩と真実 河合文化教育研究所 1998年7月 (ISBN 978-4879999962)
- 木村敏著作集 全8巻 弘文堂 2001年
- 関係としての自己 みすず書房 2005年4月 (ISBN 978-4622071440)
- 精神医学から臨床哲学へ ミネルヴァ書房 2010年4月 (ISBN 978-4623057511)
- 臨床哲学講義 創元社 2012年6月 (ISBN 978-4-422-11530-6)
共編著
- 分裂病の精神病理 3 東京大学出版会 1974年
- てんかんの人間学 東京大学出版会 1980年8月
- 躁うつ病の精神病理 4 弘文堂 1981年6月
- 私は本当に私なのか 自己論講義 金井美恵子対談 朝日出版社 1983年 (Lecture books)
- からだ・こころ・生命 河合ブックレット 1997年9月
- 生命の文化論 日独文化研究所シンポジウム 芦津丈夫、大橋良介共編 人文書院 2003年10月
- 生命と現実 木村敏との対話 檜垣立哉 河出書房新社 2006年10月
- 文化における〈歴史〉日独文化研究所シンポジウム 芦津丈夫、大橋良介、高橋義人共編 人文書院 2006年
- 臨床哲学の知 臨床としての精神病理学のために 今野哲男聞き手 洋泉社 2008年10月
翻訳
- ベートーヴェンのピアノソナタ エドヴィン・フィッシャー 佐野利勝共訳 みすず書房 1958年
- 精神分裂病 第1・2 ルートヴィヒ・ビンスワンガー 新海安彦、宮本忠雄共訳 みすず書房 1960-1961年、新版2001年
- フランクル著作集 7 識られざる神 佐野利勝共訳 みすず書房 1962年、新版2002年、2016年
- 脳波学入門 その理論と実際 ヨハン・クーグラー 菊知竜雄共訳 文光堂 1965年
- 音楽と言語 ミサの作曲に示される西洋音楽のあゆみ T・G.ゲオルギアーデス 音楽之友社 1966年。講談社学術文庫 1994年
- 現象学的人間学 講演と論文 第1 ビンスワンガー 荻野恒一、宮本忠雄共訳 みすず書房 1967年
- ゲシュタルトクライス 知覚と運動の一元論 V.v.ヴァイツゼッカー 浜中淑彦共訳 みすず書房 1975年、新版「― 知覚と運動の人間学」1997年ほか
- メランコリー フーベルトゥス・テレンバッハ みすず書房 1978年6月
- 自明性の喪失 分裂病の現象学 W・ブランケンブルグ みすず書房 1978年7月
- ツォリコーン・ゼミナール ハイデッガー、メダルト・ボス編 村本詔司共訳 みすず書房 1991年9月、新版1997年
- 病因論研究 心身相関の医学 V.vヴァイツゼッカー 大原貢共訳 講談社学術文庫 1994年9月
- 生命と主体 ゲシュタルトと時間/アノニューマ ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼッカー 人文書院 1995年5月
- 病いと人 医学的人間学入門 ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼッカー 新曜社 2000年4月
- パトゾフィー ヴィクトーア・フォン・ヴァイツゼッカー みすず書房 2010年
初期自己論・分裂病論
木村敏著作集 1
躁鬱病と文化/ポスト・フェストゥム論
木村敏著作集 3
鬱病と罪責体験
躁鬱病の病前性格と発病状況
いわゆる「鬱病性自閉」をめぐって
躁鬱症の比較文化論
老年期の躁鬱病における妄想
躁と鬱
『人と人との間』
「自然」について
自己とは何か
「あいだ」と「ま」
比較文化精神医学序説
文化精神医学からメタ文化精神医学へ
文化と精神医学
解説 岡本 進 (岡本病院精神科医)
躁鬱病の病前性格と発病状況
いわゆる「鬱病性自閉」をめぐって
躁鬱症の比較文化論
老年期の躁鬱病における妄想
躁と鬱
『人と人との間』
「自然」について
自己とは何か
「あいだ」と「ま」
比較文化精神医学序説
文化精神医学からメタ文化精神医学へ
文化と精神医学
解説 岡本 進 (岡本病院精神科医)
直接性と生命/イントラ・フェストゥム論
木村敏著作集 4
『直接性の病理』序章
躁鬱病の「非定型」病像
癲癇者の精神病理
癲癇の精神病理
癲癇の存在構造
鬱病と躁鬱病の関係についての人間学的・時間論的考察
非定型精神病の人間学的分類の試み
癲癇の人間学
境界例における「直接性の病理」
『生命のかたち/かたちの生命』
癲癇者の人間学的精神病理学
解説 小山内 實 (名古屋市北区保健所所長)
躁鬱病の「非定型」病像
癲癇者の精神病理
癲癇の精神病理
癲癇の存在構造
鬱病と躁鬱病の関係についての人間学的・時間論的考察
非定型精神病の人間学的分類の試み
癲癇の人間学
境界例における「直接性の病理」
『生命のかたち/かたちの生命』
癲癇者の人間学的精神病理学
解説 小山内 實 (名古屋市北区保健所所長)
精神医学論文集
木村敏著作集 5
ドイツ語圏精神病理学の回顧と現況
非定型精神病の臨床像と脳波所見との関連に関する縦断的考察
家族否認症候群について
デフェクトンの臨床適応に関する批判的論考
ブランケンブルクの『自然な自明性の喪失』について
鬱病の臨床精神医学的研究の動向[1959-1973]
離人症の精神病理
分裂病の診断
家族否認症候群
ドイツ精神病理学の動向
分裂病の治療
メタ精神医学としての現象学的精神病理学
解説:小山内 實
非定型精神病の臨床像と脳波所見との関連に関する縦断的考察
家族否認症候群について
デフェクトンの臨床適応に関する批判的論考
ブランケンブルクの『自然な自明性の喪失』について
鬱病の臨床精神医学的研究の動向[1959-1973]
離人症の精神病理
分裂病の診断
家族否認症候群
ドイツ精神病理学の動向
分裂病の治療
メタ精神医学としての現象学的精神病理学
解説:小山内 實
反科学的主体論の歩み
木村敏著作集 6
『異常の構造』
現代と異常/異常の意味/常識の意味/常識の病理としての精神分裂病/ブランケンブルグの症例アンネ/妄想における常識の解体/日常世界の世界公式/精神分裂病者の論理構造/合理性の根拠/異常の根源)
『あいだ』
生命の根拠への関わり/主体と転機/音楽のノエシス面とノエマ面/合奏の構造/間主体性とメタノエシス性/主体の二重性/共通感覚と構想力/「あい だ」の時間性/カレクシシミアと構想力/「あいだ」の生理学から対人関係論へ/我と汝の「あいだ」/もしもわたしがそこにいるならば/絶対的他者の未知性 /こと・ことば・あいだ/「あいだ」の病理としての分裂病/ダブルバインド再考/「みずから」と「おのずから」
『心の病理を考える』
心を病むとは/精神病理学の歩み/精神病の本質/生命論と精神病理学/分裂病と進化論
現代と異常/異常の意味/常識の意味/常識の病理としての精神分裂病/ブランケンブルグの症例アンネ/妄想における常識の解体/日常世界の世界公式/精神分裂病者の論理構造/合理性の根拠/異常の根源)
『あいだ』
生命の根拠への関わり/主体と転機/音楽のノエシス面とノエマ面/合奏の構造/間主体性とメタノエシス性/主体の二重性/共通感覚と構想力/「あい だ」の時間性/カレクシシミアと構想力/「あいだ」の生理学から対人関係論へ/我と汝の「あいだ」/もしもわたしがそこにいるならば/絶対的他者の未知性 /こと・ことば・あいだ/「あいだ」の病理としての分裂病/ダブルバインド再考/「みずから」と「おのずから」
『心の病理を考える』
心を病むとは/精神病理学の歩み/精神病の本質/生命論と精神病理学/分裂病と進化論
臨床哲学論文集
木村敏著作集 7
ハイデッガーと精神医学
精神医学における現象学の意味
離人症と行為的直観
『偶然性の精神病理』序論
真理・ニヒリズム・主体
偶然性の精神病理
タイミングと自己
時間の間主観性
無意識と主体性
『分裂病の詩と真実』序論
分裂病の詩と真実
自己と他者
コギトの自己性
リアリティとアクチュアリティ
西田哲学と医学的人間学
エスについて
意味の歴史性
精神の科学は可能か
解説 野家 啓一
精神医学における現象学の意味
離人症と行為的直観
『偶然性の精神病理』序論
真理・ニヒリズム・主体
偶然性の精神病理
タイミングと自己
時間の間主観性
無意識と主体性
『分裂病の詩と真実』序論
分裂病の詩と真実
自己と他者
コギトの自己性
リアリティとアクチュアリティ
西田哲学と医学的人間学
エスについて
意味の歴史性
精神の科学は可能か
解説 野家 啓一
形なきものの形を求めて
木村敏著作集 8
生きるということはどういうことか。
1~7巻が「書かれたもの」であるのに対し、最終の本巻は講義や対談、エッセー、書評といった「話されたもの」が主体となっています。
客観的真理を基礎づける主観的真実とは何か。音楽・対話・治療関係に通底する<あいだ=間>の沈黙がもたらす生=死の現象学が、著者の内的生成史の生命の糸にたぐりよせられ、つむがれていきます。「木村人間学」への新しい旅立ち。
全業績一覧を付す。
『形なきものの形』
医者と患者
メメント・モリ
分裂病の現象学
直観的現象学と差異の問題
内省と自己の病理
生の現象学
操作診断の問題点
『からだ・こころ・生命』
精神医学とニューロサイエンス
ビンスワンガー『うつ病と躁病』[書評]
ガベル『虚偽意識』[書評]
『中井久夫著作集』[書評]
ゲシュタルトクライス
対話=音楽と精神医学
全業績一覧
医者と患者
メメント・モリ
分裂病の現象学
直観的現象学と差異の問題
内省と自己の病理
生の現象学
操作診断の問題点
『からだ・こころ・生命』
精神医学とニューロサイエンス
ビンスワンガー『うつ病と躁病』[書評]
ガベル『虚偽意識』[書評]
『中井久夫著作集』[書評]
ゲシュタルトクライス
対話=音楽と精神医学
全業績一覧
■著作リスト
●人と人との間-精神病理学的日本論- 木村敏/著 弘文堂 1972
●人と人とのあいだの病理(河合ブックレット 11) 木村敏/著 河合文化教育研究所 1987
●分裂病と他者(ちくま学芸文庫 キ14-3) 木村敏/著 筑摩書房 2007
●分裂病の詩と真実 木村敏/著 河合文化教育研究所 1998
●臨床哲学講義 木村敏/著 創元社 2012
●臨床哲学の知-臨床としての精神病理学のために- 木村敏/著 今野哲男/聞き手 洋泉社 2008
●あいだ(ちくま学芸文庫) 木村敏/著 筑摩書房 2005
●あいだと生命-臨床哲学論文集- 木村敏/著 創元社 2014
●異常の構造(講談社現代新書 331) 木村敏/著者 講談社 1991
形なきものの形-音楽・ことば・精神医学- 木村敏/著 弘文堂 1991
●偶然性の精神病理(岩波現代文庫 学術 10) 木村敏/著 岩波書店 2000
●心の病理を考える(岩波新書 新赤版 359) 木村敏/著 岩波書店 1994
●自覚の精神病理-自分ということ- 木村敏/著 紀伊国屋書店 1978
●時間と自己(中公新書 674) 木村敏/著 中央公論社 1982
●自己・あいだ・時間-現象学的精神病理学-(ちくま学芸文庫 キ14-2) 木村敏/著 筑摩書房 2006
●自己・あいだ・時間(精神医学叢書) 木村敏/著者 弘文堂 1986
●からだ・こころ・生命(河合ブックレット 29) 木村敏/編集 河合文化教育研究所 1997
●関係としての自己 木村敏/〔著〕 みすず書房 2005
●精神医学から臨床哲学へ(シリーズ「自伝」my life my world) 木村敏/著 ミネルヴァ書房 2010
●生命と現実-木村敏との対話- 木村敏/著 檜垣立哉/著 河出書房新社 2006
●生命のかたち/かたちの生命 第3版 木村敏/著 青土社 2005
●人と人とのあいだの病理(河合ブックレット 11) 木村敏/著 河合文化教育研究所 1987
●分裂病と他者(ちくま学芸文庫 キ14-3) 木村敏/著 筑摩書房 2007
●分裂病の詩と真実 木村敏/著 河合文化教育研究所 1998
●臨床哲学講義 木村敏/著 創元社 2012
●臨床哲学の知-臨床としての精神病理学のために- 木村敏/著 今野哲男/聞き手 洋泉社 2008
●あいだ(ちくま学芸文庫) 木村敏/著 筑摩書房 2005
●あいだと生命-臨床哲学論文集- 木村敏/著 創元社 2014
●異常の構造(講談社現代新書 331) 木村敏/著者 講談社 1991
形なきものの形-音楽・ことば・精神医学- 木村敏/著 弘文堂 1991
●偶然性の精神病理(岩波現代文庫 学術 10) 木村敏/著 岩波書店 2000
●心の病理を考える(岩波新書 新赤版 359) 木村敏/著 岩波書店 1994
●自覚の精神病理-自分ということ- 木村敏/著 紀伊国屋書店 1978
●時間と自己(中公新書 674) 木村敏/著 中央公論社 1982
●自己・あいだ・時間-現象学的精神病理学-(ちくま学芸文庫 キ14-2) 木村敏/著 筑摩書房 2006
●自己・あいだ・時間(精神医学叢書) 木村敏/著者 弘文堂 1986
●からだ・こころ・生命(河合ブックレット 29) 木村敏/編集 河合文化教育研究所 1997
●関係としての自己 木村敏/〔著〕 みすず書房 2005
●精神医学から臨床哲学へ(シリーズ「自伝」my life my world) 木村敏/著 ミネルヴァ書房 2010
●生命と現実-木村敏との対話- 木村敏/著 檜垣立哉/著 河出書房新社 2006
●生命のかたち/かたちの生命 第3版 木村敏/著 青土社 2005