『木村敏著作集 1』(9/22)

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書名 木村敏著作集 1
著者名 木村敏/著
出版社 東京 弘文堂
出版年月 2001.4
価格 6500円
ページ数 426p
大きさ 22cm
各巻書名 初期自己論・分裂病論
ISBN 4-335-61021-1
件名 精神医学 統合失調症
NDC9 493.7
NDC8 493.7
内容 離人症現象学 『分裂病の現象学』序論 精神分裂病症状の背後にあるもの 自覚の精神病理 精神分裂病の症状論 精神分裂病論への成因論的現象学の寄与 身体と自己 妄想的他者のトポロジイ 精神医学と現象学

 

【寸評】★★★★☆

木村がみずからの著作を体系的に集めた著作集。最初期の第一巻は、自己の理論が中心。『自覚の精神病理』の全部と『分裂病の現象学』のほぼ全部が収録されている。この二冊に含まれないのは、木村の最初の論文である「離人症現象学」と「精神医学と現象学」の二本。全体を通じて西田哲学の影響の大きさを感じさせる。