山鳥重/辻幸夫『対談心とことばの脳科学』(10/18)

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書名 対談心とことばの脳科学
著者名 山鳥重/共著 辻幸夫/共著
出版社 東京 大修館書店
出版年月 2006.4
価格 1800円
ページ数 231p
大きさ 20cm
シリーズ名 認知科学のフロンティア
ISBN 4-469-21302-0
件名 脳 言語
NDC9 491.371
NDC8 491.371
注記 文献:p222~231
抄録 言語障害治療と脳の解明に取り組んできた神経心理学者と、認知という観点から言語と心の問題を探求してきた言語心理学者による対談集。互いの異なるパースペクティブと知見に触発されながら、脳・ことば・心の本質に迫る。
著者紹介 〈山鳥重〉1939年生まれ。神戸学院大学人文学部人間心理学科教授。著書に「神経心理学入門」など。 〈辻幸夫〉1956年生まれ。慶應義塾大学教授。著書に「認知言語学への招待」など。

 

内容(「BOOK」データベースより)

長年にわたり言語障害治療と脳の解明に取り組んできた神経心理学者と、認知という観点から言語と心の問題を研究してきた言語心理学者。二人が互いの異なるパースペクティブと知見に触発されながら、対話的知でもってヒトを人たらしめている脳・ことば・心の本質に迫る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

山鳥/重
1939年生まれ。神戸医科大学卒業、神戸大学大学院医学研究科修了。医学博士。東北大学大学院医学系研究科教授を経て、神戸学院大学人文学部人間心理学科教授。専門は神経医学、神経心理学

辻/幸夫
1956年生まれ。慶應義塾大学卒業、慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。慶應義塾大学教授。専門は認知科学、意味論、言語心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

【寸評】★★★☆☆

認知言語学の入門書。言葉を使う能力の不思議さと複雑さについて、とくに失語症を手掛かりに考える。議論が広範にわたるのは面白いが、まとまりがなくなる傾向がある。