福島勲『バタイユと文学空間』(11/7)

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書名 バタイユと文学空間
著者名 福島勲/著
出版社 東京 水声社
出版年月 2011.3
価格 3000円
ページ数 199p
大きさ 20cm
ISBN 9784891768294
件名 Bataille,Georges
NDC9 950.278
NDC8 950.28
抄録 動乱の時代を生きた思想家バタイユは、文学にどのような可能性をみていたのか。他者との不可能な交流の場としての文学という視点で、バタイユの文学観を明るみにだし、新たなコミュニケーションの形態を提示する。
著者紹介 〈福島勲〉1970年埼玉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科フランス語フランス文学専門分野博士課程修了。博士(文学)。北九州市立大学文学部比較文化学科准教授。専攻はフランス文学・思想。

 

【寸評】★★★☆☆

バタイユの共同体と伝達の理論を、デリダ、エリボンなどの批判を絞殺しながら展開する。ほとんどワンテーマといってよいが、目配りはよくできている。