デュルケム『社会学的方法の規準』(10/20)

| 書名 | 社会学的方法の規準 | 
|---|---|
| 著者名 | デュルケム/著 宮島喬/訳 | 
| 出版社 | 東京 岩波書店 | 
| 出版年月 | 1978.6 | 
| 価格 | 350円 | 
| ページ数 | 302,8p | 
| 大きさ | 15cm | 
| シリーズ名 | 岩波文庫 34-214-3 | 
| 原書名 | Les regles de la methode sociologique | 
| ISBN | 4-00-342143-4 | 
| NDC9 | 361.235 | 
| NDC8 | 361.235 | 
実証主義の精神を承け、社会学の研究対象である社会的事実の明確な規定に筆を起こしたデュルケム(1858-1917)は、アプリオリな観念や価値判断をしりぞけて、事実を「もののように」研究することを基本的な規準と説く。ヴェーバー社会学の「価値判断からの自由」の命題とならんで、社会学の認識態度に大きな影響を与えた書。
【寸評】★★★★☆
言わずと知れた社会学方法論の基本書。正常と異常の関係など、興味深い論点が満載。社会契約論批判なども。それでも弟子のモースの時代から、すでにこの方法論の限界が顕著になっていた。
【レジュメ】『社会学的方法の規準』序論~第二章
デュルケム社会学はいかなる社会像を描出しようとしたのか ―『社会学的 ...
http://www.ritsumei.ac.jp/ss/sansharonshu/assets/file/2014/50-3_02-02.pdf