内田樹『映画の構造分析-ハリウッド映画で学べる現代思想-』(9/28)

| 書名 | 映画の構造分析-ハリウッド映画で学べる現代思想- |
|---|---|
| 著者名 | 内田樹/著 |
| 出版社 | 東京 晶文社 |
| 出版年月 | 2003.6 |
| 価格 | 1600円 |
| ページ数 | 246p |
| 大きさ | 20cm |
| ISBN | 4-7949-6575-3 |
| 件名 | 映画-アメリカ合衆国 |
| NDC9 | 778.253 |
| NDC8 | 778.253 |
| 注記 | 表紙の書名:Analyse structurale du cin〓ma |
| 抄録 | 「エイリアン」が反映するフェミニズム的メッセージとは? 「大脱走」の裏に隠された「父殺し」のドラマとは? ハリウッド映画の物語分析を通じて、現代思想のエッセンスを伝える知的エンターテイメント。 |
| 著者紹介 | 〈内田樹〉1950年東京生まれ。東京都立大学大学院博士課程中退。現在、神戸女学院大学文学部教授。著書に「寝ながら学べる構造主義」「レヴィナスと愛の現象学」など。 |
【寸評】★★★★☆
映画分析で「現代思想のエッセンスを伝える」という目的はそれほど実現されていないが、「知的エンターテイメント」であることは間違いない。論旨は実にもっともであり、楽しくべージが繰られる。ジジェクほどひねっていないところが少し物足りないが、退屈なときにはとくにお勧め。アメリカのミソジニーについての分析も卓見。