ハインツ・コフート『自己の修復』(9/30)
書名 | 自己の修復 |
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著者名 | ハインツ・コフート/〔著〕 本城秀次/監訳 笠原嘉/監訳 本城美恵/共訳 山内正美/共訳 |
出版社 | 東京 みすず書房 |
出版年月 | 1995.10 |
価格 | 6500円 |
ページ数 | 15,252,30p |
大きさ | 22cm |
原書名 | The restoration of the self |
ISBN | 4-622-04102-2 |
件名 | 心理療法 精神分析 |
NDC9 | 146.8 |
NDC8 | 146.8 |
注記 | 文献:巻末p17~30 |
抄録 | 精神の治癒とは何か、精神分析の本質とは何か。衰弱し、砕け散った「自己」に凝集の喜びを取り戻す道を語る、自己心理学の研究の名著。古典的理論を乗り越え、コフートが生涯を捧げたその思索がついにその全貌をあらわす。 |
著者紹介 | 〈ハインツ・コフート〉1913年ウィーン生まれ。ウィーン大学医学部卒業後、シカゴ大学で精神学を学ぶかたわら教育分析を受ける。自己心理学を確立。著書に「自己の分析」「自己の治癒」など。81年没 |
【寸評】★★★★★
コフート三部作の二作目。この書物から自己愛ではなく自己心理学の概念を展開する。フロイト批判も明確になってくる。具体的でわかりやすい。味読の価値ある一冊。