デュルケム『宗教生活の原初形態』(9/28)
書名 | 宗教生活の原初形態 下 改訳 |
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著者名 | デュルケム/著 古野清人/訳 |
出版社 | 東京 岩波書店 |
出版年月 | 1975.12 |
価格 | 400円 |
ページ数 | 380p |
大きさ | 15cm |
シリーズ名 | 岩波文庫 |
原書名 | Les formes 〓l〓mentaires de la vie religieuse |
ISBN | 4-00-342142-6 |
件名 | 宗教社会学 |
NDC9 | 161.3 |
NDC8 | 161.3 |
目次
■上巻
序論 探求の対象(宗教社会学と認識理論)
第1編 前提問題(宗教現象と宗教との定義;原初的宗教の主要概念;原初的宗教としてのトーテミズム)
第2編 原初的信念(固有のトーテム的信念;これらの信念の諸起源)
■下巻
第2編(霊魂観念;精霊と神との観念)
第3編 主要な儀礼的態度(消極的礼拝とその諸機能、禁欲的諸儀礼;積極的礼拝;贖罪的儀礼と聖観念の曖昧)
結論
【寸評】★★★★★
宗教社会学の古典。宗教がいかに社会生活に根差し、社会的な関係を作りだすかを、トーテミズムを手掛かりに力説する。何度よんでも面白い。
興味深い論考のリンクをつけておく
アボリジニ社会から構造主義へ
1912 年出版の『宗教生活の原初形態』は、E・デュルケム晩年の大著であり、宗教社会 学の古典. とされてきた。その副題は、日本語版の出版に際して翻訳されることはなかっ たが、『―オーストラ. リアのトーテム体系―』であり1、1903 年の「分類の若干の未開 .