ハインツ・コフート『自己の分析』(9/26)
書名 | 自己の分析 |
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著者名 | ハインツ・コフート/〔著〕 近藤三男/〔ほか〕共訳 |
出版社 | 東京 みすず書房 |
出版年月 | 1994.3 |
価格 | 6500円 |
ページ数 | 302,13,25p |
大きさ | 22cm |
原書名 | The analysis of the self |
ISBN | 4-622-04091-3 |
件名 | 心理療法 精神分析 |
NDC9 | 146.8 |
NDC8 | 146.8 |
注記 | 監訳:水野信義 笠原嘉 |
文献:巻末p1~13 | |
抄録 | ナルシシズムは病的なものだろうか? 鏡映し反響する共感的な関わりを通して、自己愛パーソナリティ障害の精神分析的治癒への道をきりひらく。広い応用の可能性をもつ、コフート理論の根幹を明らかにした代表的著作。 |
著者紹介 | 〈ハインツ・コフート〉1913-1981。ウィーン生まれ。ウィーン大学医学部卒業後、シカゴ大学で精神学を学ぶかたわら教育分析を受ける。本書により自己心理学を確立。著書に「自己の修復」など。 |
【寸評】★★★★★
コフートの自己心理学の第一冊目。この時期にはまだコフートは自己心理学とは言わず、自己愛の概念を使っている。読むのにとても時間のかかる濃密な書。分析者の心得のようなところもあるが、ナルシシズムについての深い分析を読める。お勧め。